【文/Discover Taipei】
年の瀬が近づくと、台北では二つの大きな花のイベントが開催されます。11月28日から12月13日にかけて開催される士林官邸菊展、そして12月19日から開催される臺北花卉展(台北花の展覧会)です。これらは来年開催される2010臺北國際花卉博覽會(2010台北国際花の博覧会)のプロローグ的イベントです。色とりどりの花々が競うように咲き乱れる景観を観賞しながら、台北という花の都が織りなす美しく新たな眺めを楽しみましょう。
花博のイメージ〜かぐわしき菊たち
西風に吹かれた菊の花で一面が金色に染まる、年に一度の士林官邸の菊展。例年と異なるのは、今年は2010年に開催される花博の前イベントとして「花博のイメージ〜かぐわしき菊たち」と題して、展示エリアを9つの設ける点です。国内外の来場者は華やかに咲く菊の花の風情を存分に味わうことができます。
2009士林官邸〜菊展では9つの展示エリアを設けています。福林路から足を踏み入れると、ゲートの両側には緑の鳳凰があり壮観です。高貴さを演出するため、その姿はキク科の花々で彩られています。入口のアーチ、広場にはさまざまな菊の盆景や懸崖づくりがあります。主題園エリアは福菊祥雲圖を模して飾り付けされています。踏青エリアでは千輪咲きの菊を使い、45度の角度で「2009士林官邸菊展」という文字が描かれています。新蘭亭には日本種の菊がメインの菊の大観園があります。中国庭園には手腕を発揮して創られた創意あふれる菊の造園があります。園藝展覧館にはフラワーアレンジメントの手法を使って創られた蜃気楼の異次元空間が広がっています。八角亭では押し花で菊の美が表現されています。また西洋庭園で菊のアーチ、菊で飾られた花壇と噴水を前に足を休めながら、コーヒーを味わうのも悪くないでしょう。一面の菊に囲まれてすてきな時間をご満喫下さい。
会期中の週末には士林官邸で音楽会、園芸講座なども催されます。台北の菊の花の風情が漂う美しい景観に魅了され、ゆったりと充実した休日を過ごすことができるでしょう。
花博のイメージ〜夢2010
年に一度の台北花の展覧会。今年は「花博のイメージ〜夢2010」をテーマに2009年12月19日から2010年1月17日までの30日間にわたって開催されます。例年と異なるのは会場の大安森林公園、自來水園區(台北市ウォーターパーク)、12区の鄰里公園(街角の公園)が2010年に開催される花博の会場をモチーフにしている点です。それで大安森林公園では「2010台北国際花の博覧会」のイメージをスケールダウンして表現しています。「夢想館」の天地の希望、「養生館」の健康概念、「未來生活館」のエコ生活の知恵、「舞蝶館」の花から花へと舞うチョウ、「夢幻花圃」のあでやかな美しさ、大佳エリアの河の青さ、花博先取り情報などのテーマエリアがあり、国内外の観光客が「2010台北国際花の博覧会」の全容を先取りすることができます。
大安森林公園の縮小造景のほか、展示エリアは台北市ウォーターパークにまで広がります。「多彩な水の新世界」をテーマに、色とりどりの花と遠くまで響き渡る音楽会の音色でビジュアルとサウンドに訴える盛大なみやびで盛り上げられます。また、台北市の各区にある鄰里公園でも関連イベントが催されます。外国人のみなさん、鄰里公園のそばを通りかかったら、是非足をとめてあちこちに咲き乱れる美しい花々を観賞して下さい。
【Discover Taipei2009年11月號】